「ロハスからカオス理論」 -新しい鍼灸理論を考える-

【平成28年度】氣とエネルギーの茶話会

セカンドステージ#6
氣とエネルギーの茶話会 今回は 教材「バイブレーショナル・メディスン」第4章
80ページもありますが シンプルに数式を数学的にではなく小学校の算数もしくは感覚的に理解してしまえば この本を手放してしまってもいい 難解な本を読破したようなものです!氣の葉が私たちの掌に降りてくるように共に氣を感じましょう☆
茶話会でアインシュタインの相対性理論 質量とエネルギーの等価式の指し示す未知の世界が東洋医学の氣の概念がリンクすれば 氣の掴み方も自ずと理解できます。
今年から カタカムナのサトリも紹介しながら 実際に氣を感じるワークをしたいと考えています みなさんのオモヒがひとつに重なって そういう氣が流れるような茶話会になることを祈って・・・意載って・・・イノリ

【平成27年度】氣とエネルギーの茶話会

~2015. 氣・経絡・経穴と高次元科学~ 第1回は「バイヴレーショナル・メディスン」第2章をお伝えします。本年度も2回開くこととなりました。
清水 眞子

セカンドステージ#5
 2015年度 「氣とエネルギーの茶話会」では 教材「バイブレーショナル・メディスン」第2章を読み解きます。物質科学がまだ解明できていない広大な領域の存在を知って 「氣」は存在していないのではなく 未だ解明できていないことを踏まえてアインシュタイン医学・波動医学などとよばれるものについて皆さんと共に考えてゆきたいと思います。
 また 東京大学 先端科学技術研究センターと日本財団は「異才発掘プロジェクト(ROCKET: Room Of Children with Kokorozashi and Extraordinary Talents)」を発足し昨年12月から第1期生がスタートしました。2012年の後期茶話会でサヴァン症候群を例にとってお話ししたことが 本格的に東大で始まったのです。 sustainability 持続可能な世界に向かって新しい試みが様々な分野で始まってゆくことでしょう!
2015年「時の鐘」の響きを感じて私も茶話会で次のステップを踏み出したいと思います。

【平成26年度】氣とエネルギーの茶話会

~2014. 氣・経絡・経穴と高次元科学~ 第1回は「バイヴレーショナル・メディスン」第1章後半をお伝えします。本年度も2回開くこととなりました。
清水 眞子

セカンドステージ#4
 東洋医学の神髄は「氣」です。ニュートンの古典物理学やアインシュタインの相対性理論では非科学的だったから 社会や時代に合わせざるを得なかった鍼灸師たちは「氣」から離れてしまいました。でも 最先端の科学 量子論はクォークの「粒子性」と「波動性」を認めています。東洋医学の「氣」の概念は大丈夫☆科学的です!
茶話会では 難しい科学話をしたいのではありません。科学的根拠に基づいて「氣」のお話をしたいと思っています。

 前回はテキスト「バイブレーショナル・メディスン」の第1章のまとめで この本の基本でした。ここを理解していないと先に進んでも道に迷ってしまいます。そして私たちは道に迷うことになるでしょう・・・
茶話会のファーストステージから量子論の世界を理解するために様々な角度から情報を提供し量子論が最先端の科学ではあっても東洋思想・錬金術など古のものと通じていて決してなじみのないものではないことをお話ししてきました。

 今一度 茶話会の第1回からの情報を整理し 迷わず第2章へ進むために 今回はファーストステージから復習をしたいと思います。

セカンドステージ#3
 バイブレーショナル・メディスン勉強会は第1章の後半≪素粒子物理学からの知見≫からまとめキーポイントまでです。
 前回の復習を含め第1章を完全読破しましょう!

 この第1章はバイヴレーショナル・メディスンを理解する基本知識の集合体です。「氣とエネルギーの茶話会」でお話ししてきたこととリンクしこの本で最も大切な部分です。この本は科学の知識を必要とする難しい本ですが そもそも科学という学問はどういうものなのでしょうか?

 私たちの文明は様々な現象を客観的に捉え仮説をたて実証・再現し分からないことを解明してきました。それは科学が導き出した答であって科学そのものではありません。科学という言葉は文脈によって意味合いは多様ですが 科学的に物事を学ぶということは~~~わからないこと 不確かなことを否定せずに 真摯に向き合い 客観性と再現性をもって説明しようとすることです~~~

 「氣」は未だに不確かでよくわからないものですが 多くの人々が体験している現象です。私が「氣とエネルギーの茶話会」で科学のお話しをするのは 鍼灸師が「氣」から離れず「氣」を科学してくれることを心から願っているからです。
 共に「氣」のお話ししませんか?

【平成25年度】氣とエネルギーの茶話会

~2013. 氣・経絡・経穴と高次元科学~ 第1回は「負のエントロピー」をお伝えします
本年度も2回開くこととなりました。
清水 眞子

今回から「バイブレーショナル・メディスン」の勉強会にはいります。
この本が出版されたのは2000年、出版の企画が通ったのはさらに3年遡ります。「波動医学」なんて言葉全くと言っていいほどに知られていない時代によくもこんな企画が通ったものです。しかも600ページにも及ぶ分厚い本で物理学の難しい話から始まる本です。出版に関わった人たちはこの本を日本で出版することに採算度外視で取り組んでくれました。20世紀の終焉 誰もこの本が再版されロングセラーになることを予想してはいませんでした。ところが、当事者が戸惑うくらいこの本は再版を繰り返し多くの人に読まれています。20世紀に根を張ったこの本は21世紀に大きく枝葉を伸ばし続けています。そういう「ちから」がこの本にはあります。
私が皆さんと「氣とエネルギーの茶話会」で学びたいのは波動医学の科学的根拠にせまる内容は勿論ですが・・・この本が持つ「ちから」です。ダークマター「経絡」を流れるダークエネルギー「氣」を調える医学を学ぶ私たち鍼灸師が是非学びたい「ちから」だとは思いませんか?

「氣とエネルギー」の茶話会、おかげさまで4年目をむかえました。
2013年はセカンドステージ各論に入ります。
ファーストステージでは≪21世紀に相応しい鍼灸の在り方≫について政治・経済・歴史・環境・人文・精神世界・科学・数学・幾何学・数秘術・錬金術・・・様々な分野から検討しホリスティック医学としての鍼灸医学が21世紀の統合医療の時代にどう向き合ってゆくべきなのかを探りました。
セカンドステージでは≪氣・経絡・経穴と高次元科学≫と題しまして三次元の物質科学の法則から目には見えない世界を探ってゆきます。
初回は「負のエントロピー」生命体のもつ負のエントロピーは命とは何かを教えてくれることでしょう!
ところで、欧州宇宙機関(ESA)は2013年3月21日「プランク衛星」が観測したデータをもとに宇宙の年齢を算出し137億年をではなく138億年だったと発表しました。加えて宇宙の構成比も改訂されましたので昨年の11月にお話しした数値を訂正いたします。目に見える物質は4.9% 目には見えない物質が26.8% 目には見えないエネルギーが68.3%です。 いずれにせよ95.1%.・・・ほとんどは目には見えません!~☆~AS above so below~☆~宇宙の構成比を私たちの人体に反映させると目に見える身体が4.9%で目には見えない物質~経絡・経穴・チャクラ・霊・スピリットなどが26.8%残りの68.3%は目には見えないエネルギー=氣かもしれません。私たちの科学が知り得たことは勿論、私たちが存在しているこの世界もほんの一部分でしかないのです。東洋医学が重んじる≪氣・経絡・経穴≫が95.1%の領域に存在するならば高次元科学がその存在を解明できます。
次元の物質科学の最先端にお立ちはだかる壁に高次元科学への扉があるのです。私たちは鍼灸師として科学を学ぶべきだとは思いませんか?「氣とエネルギー」の茶話会で共に科学を学んでいきましょう☆

21世紀の科学は音と光の時代

21世紀の科学は音と光の時代 音と光はどちらも波動です。つまり科学的には物質から波動へのシフトが期待されています。 「今抱えている問題はこれまでと同じ方法では解決できない」アインシュタインの名言のひとつです。同様に今鍼灸師がかかえている問題はこれまでの方法では解決できないので、新しい視点から鍼灸治療について考えてみませんか?真剣に考えていただける方はどなたでも結構です。新宿支部では答に向かって始めの一歩を開きます。

色々なことが考えられると思いますが、始まりに何もないととっかかりが難しいと思います。そこで、清水眞子先生に以下の3点について3回の投稿を頂きます。是非一緒に考えて頂きたいと思います。

1.ロハス・・・持続可能性からカオス理論への展開
2.統合医療・・・エビデンスのとれる医療環境へ
3.水は答えを知っている(江本勝さん)・・・波動

LOHAS(ロハス、ローハス)とはLifestyles Of Health And Sustainability (健康と持続可能性のある(あるいはこれを重視する)ライフスタイル)の略
坂本龍一さんが代表であったこともあって比較的短期間で市民権を得たことは幸いでしたが健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイルを営利活動に結びつけるために生み出されたマーケティング用語であったため当初「健康的で環境にやさしいライフスタイル」と訳され エコとも同調しすっかり持続可能性の意味が抜け落ちてしまいました。しかし最も大切な概念は持続可能性です!!!
環境問題・エネルギー問題は勿論 経済や社会など人間活動全般についての持続可能性が問われています。言い換えると文明の利器を用いた近代西欧文明の生命活動は持続不可能だということです。
カオスポイントは2012年・・・カオス理論では今現在はカオス(混沌)の中にあって持続可能な世界へのブレイクスルーか持続不可能な世界へのブレイクダウンかの分岐点をカオスポイントとし あくまでも分岐点でこの世の終わりではありません。かかえている問題の解決策が見つかりライフスタイルを変えてゆけば持続可能になる分岐点です。これを各分野の専門家に分析を依頼した結果多くの事項で2012年前後に集中していたのだそうです。
(カオスポイント・持続可能性について興味をお持ちの方は世界賢人会議「ブダペストクラブ」の創設者・会長アーヴィン・ラズロ氏の「カオスポイント」をお読みください。) 持続可能性について考えた時 今このときが大きな時代の流れの中でどんな状況なのかがみえてきます。私たちの問題解決に向けて視野をひろげてみませんか?

統合医療(Integrative Medicine)とは西洋医学による医療代替医療をあわせ患者を治療することである。
米国では、アリゾナ大学の医学教授アンドルー・ワイルにより研修教育がおこなわれている。
エビデンス (evidence) は、証拠・根拠という意味の英語日本語では、日常用語として使うことは少なく、業界用語として使われる。
アメリカでIMがいち早く取り組まれたのは、主に経済的な理由からです。(決してアンドルー・ワイル氏の意思を組んでいるとは思えません!)というのは西洋医学的に医療が行われた場合、技術の進歩で多くの命は救われることになりますが物質医学であるため医療費が嵩み、物質消費により資源を枯渇し、環境汚染おも引き起こし経済的に持続不可能であり、同等の医療を受ける権利を害します。 これに対し代替医療は低コストで予防と治療経過の質の改善と短縮が報告され医療費削減に期待が出来るのです。ここでエビデンスが登場します。医療費が削減できるので代替医療を取り入れ統合医療とし同時に代替医療のエビデンスをとっていこう、効果のある代替医療のエビデンスを西洋医学による医療と共にとっていこうとなったのです。
ところが日本にエビデンスという言葉が輸入された時「エビデンスのない代替医療は認められない」「エビデンスを提出しなさい」となってしまいました。とても残念なことです。したがって日本の統合医療とは名ばかりで西洋医学的な医療がチームを組んでいる単なるチーム医療です!!!代替医療と統合なんてされていません。勿論エビデンスをとる機会なんて存在しません。無理です。統合されていないのですから・・・
しかし、持続不可能な医療では困ります。私たち鍼灸師だけではありません。西洋医学の先生方は勿論、日本人が困ります。地球人類が困ります。だから今、私たち鍼灸師は、日本の伝統医学・代替医療の専門家として取り組まなければならないことがあります。鍼灸治療の真髄エネルギー医学について共に考えてみませんか?

水は答を知っている

水の結晶写真江本勝さんの水の結晶写真です。
水は波動をコピーすることができます。波動のコピーについてはホメオパシーの治効理論と同じです。
ホメオパシーの問題点が処方にあるので残念な結果をむかえていますが(詳しくは茶話会で・・・)
バッチのフラワーエッセンスでも太陽光をコピーさせています。
波動・水のコピーという言葉が耳慣れない方にはピンと来ないお話かもしれませんが、水が波動をコピーできることはこの写真で一目瞭然です。
お水の味の違いを感じることが出来る方はこの結晶の違いを感じているのでしょう。
波動とわたしたちの扱う「気」は仲間です。
同じではありませんが 仲間です。
波動を理解することは経絡へのアプローチを多様化させてくれることでしょう。
11月7日・・・117
この数字にも波動がありますから 意味があります・・・今回の茶話会は興味深いものとなることでしょう。
「気」「エネルギー」について最先端の角度から捉える会となりますように・・・

【平成24年度】氣とエネルギーの茶話会

~2012. 時空間日和~  氣の座標をお伝えします
本年度は2回開くこととなりましたので 大きな柱2本立てでいきます。
清水 眞子

前篇 ホリスティック医学としての鍼灸医学

東洋医学はホリスティック医学として世界中で認められています。21世紀は統合医療の時代ですから細分化された西洋医学とホリスティックな東洋医学との統合が望まれる時代となります。しかしながら鍼灸師の先生方は自分たちの医学がホリスティックであるという意識が弱く故にホリスティックな知識・診方・治療が確立されておらず伝承も絶えつつあります。加えて伝承は医師にはもちろんのこと一般の人々にも伝わる言葉で科学的根拠に基づきなされなければなりません。

鍼灸師が「氣」からはなれ 部分を診る西洋医学的な療法家に移行するならば ホリスティック医学としての鍼灸医学の存在理由はなくなります。

鍼灸師が「氣」を学び エネルギーワークを提供できるならば シェア拡大のビックチャンスです!

21世紀初頭の今 ホリスティック医学としての鍼灸を確立しましょう。

後編 統合医療としての鍼灸医学

統合医療が望まれる背景に私たち人間の構成要素があります。以前は身体ばかりに捉われた医学が中心で西洋医学は急成長しました。やがて心の問題を抜きにして健康を考えることは出来なくなり精神医学が発達しました。加えて今日では「生命の場」「フィールド」とよばれる生体の磁場が観測され人は「身体性」「精神性」「霊性」から構成されていることがわかっています。故に精神性と霊性(非物質)に関する医学が必要とされ古今東西の伝承医学との統合医療の時代となったのです。

統合医療として鍼灸医学にのぞむものは西洋医学的な物質レベルでのアプローチではなく非物質レベルでのアプローチです。違いがあるからこそ統合に価値があるのです。

鍼灸師が「氣」からはなれ 物質身体を診る西洋医学的な療法家に移行するならば 統合医療としての鍼灸医学の存在理由はなくなります。

鍼灸師が「氣」を学び エネルギーワークを提供できるならば シェア拡大のビックチャンスです!

21世紀初頭の今 非物質医学としての鍼灸を確立しましょう。

感想文

○第1回「ホリスティック医学としての鍼灸医学」   清水眞子先生

三年目を迎えた「氣とエネルギーの茶話会」
テーマ≪2012時空間日和≫は2回シリーズ!
前篇は「ホリスティック医学としての鍼灸医学」でした。
漸く「氣」についての科学的なアプローチへと進みます。
初回からスピリチュアルと物理学の2本立て2本の軸を踏まえて展開してきた私の意図が参加者の皆様にもお分かり頂ける段階に入ったのではないかと思います。
三次元空間と既存の概念を超越するとそこに「氣」の座標空間がみえてきます。
後編の「統合医療としての鍼灸医学」では更に 多次元的な存在であるヒトについて実存的に「氣」を捉えてゆきます。
私たちは多くの科学的知識を得ました。
しかし 宇宙空間においてそれはほんの数%現消費税率より低い値です。
非科学なことと 未科学的なことを混同せずに古の人々に敬意をはらい謙虚な心をもって「鍼灸医学」を共に学んでゆきませんか?

○第1回「ホリスティック医学としての鍼灸医学」   小林哲也先生

今回で3回目となる気とエネルギーの茶話会。今回のテーマは、ホリスティック医学としての鍼灸医学です。
ホリスティック(Holistic)とは、ギリシャ語の「holos」を語源とし、「全体」「関連」「つながり」「バランス」などと訳されています。
ホリスティック医学では、身体だけでなく、目に見えない心や霊性を含めた”Body-Mind-Spirit”のつながりや「環境」まで含めた全体的な視点で健康を考えます。
清水先生には、空間軸の3次元に時間軸(2次元)を加えた5次元以上の次元の重なりがこの世界を構成していることを昨今の物理学の理論を元に説明していただきました。
我々は、3次元の空間を知覚、理解することはできても、それ以上の次元の出来事を把握することができません。ところが、最新の量子論の世界では、3次元の世界に時間軸が重なる世界をほんの少し垣間見ることができます。光の速さを超える素粒子が発見されれば、時空を超えた、このような新しい次元の世界をも人類は認知できる日がくるのかもしれません。
このように、我々が認知している世界は、この5次元の世界の一端でしかなく、そういった次元での出来事を含めた世界の認知、ひいては身体の捉え方が重要であることを示唆してくれます。
議論の中では、「気」という概念が、単純に霊性や魂という古来からのアニミズムに帰してしまうだけでなく、このような次元を異にする世界へのアプローチや、人と人とのその空間でしか捉えられない心理的なシンクロニシティの活用なども含めた、3次元の身体という物質に囚われない治療のアプローチとして活用されていく方法論を確立していかなくてはならないという方向に進みました。
次回のテーマは「統合医療としての鍼灸医学」です。このような可能性を秘めた鍼灸治療が、いかに現在の医療を補完して協力していくことができるのか?科学的進歩や医療制度の問題など、さまざまな課題を抱える中でどのような議論が生まれるか楽しみにしております。